館山合宿2001.6.14(木)〜16日(土) in日大館山セミナーハウス

1日目■天気快晴!!晴れ晴れとした空の下、藤原ゼミ一行は法学部・三崎校舎を後にした……
と言いたいところなのですが、あいにくこの日は雨となってしまいました。

3時間あまりの後に、千葉県館山市にある日大芸術学部・館山セミナーハウスへ到着!!
しかし、ここに来て天気は最悪に近く、さらには梅雨時
ともあって寒い寒い!!

■発表者各人と今回の
テーマ ※主題は今回の発表名なので、必ずしも本人のトータル的な研究テーマとは限りません。
    高野 真樹……「J・S・ミルの生涯と思想の変遷」
    高橋 加澄……「アジアの発展と国際関係 〜マレーシアについて〜」
   
山口 薫 ……「大衆社会論 D・リースマン『孤独な群集』」
なかなかにテーマがバリエーションに富んでいるなぁと実感します。

自分が知らないことを知ると、とても刺激をうけます。
とはいえ数の多さは、「自分の頭の中
で消化しきれるのか?」という問題とも紙一重です。
ただ、普段は異なる環境のためか、1日目だけでも通常のゼミと比べて活発な論議ができたのでないかと思いました。
館山の海岸沿い(というか絶壁?)で撮った集合写真。かなり風が強い中での撮影でした。

2日目■前夜の“懇親会”という名の飲み会などの疲れも心配されましたが、合宿二日目の始まりです。
    山野井正太……「『民主主義』について」
    飯田耕一郎……「フランス革命期における支配的な思想の推移」
    石黒 佳子……「19世紀のフランス 〜バルザック〜」
■昼食後は、藤原ゼミナール合宿・恒例の山登り!!かと思いきや、館山には山がない(^^;)
そんなわけで海岸沿いを散歩したのですが、なんせ風が強い!
出発時、天気は一時的に雨は止んだものの明らかにまた降りそう。
ゼミ生の多くがカサを持っていく中で、藤原先生は何ももたず。
何人かが「先生、雨降りそうですけどカサいらないんですか?」という問いに、
「雨は絶対に降らないよ 僕が絶対に降らせないから キミ達は僕を信用してないね」
と強気の先生(^^;)
……結果、見事に雨は降らず、カサは荷物になっただけでした。
偉大、ですね!!

水平線の遥か先を見据えているであろう藤原先生の心に去来するものは?
そして、その背中は我々に何を語りかけているのだろうか?

    散歩から帰ってきてからは夕飯をはさんでフォーラムについての話し合いが行われました。
合宿前には「若者の政治意識の低さ」という仮テーマが前提に
あったのですが、
紆余曲折の末、とりあえずテーマ
は「学生の政治との関わり方」という大筋で決定しました。
   
そして夜は前夜に引き続いて懇親会。ある意味ではこの合宿最大のメリットはこれでは?とも思えるほど賑やかでした。
人数が多いということで普段はあまり話さない人もいたとは思いますが、
この
2日間の飲み会で、様々なゼミ生の今まで知らなかった一面を知ることができたのではないでしょうか??

3日目■この日はとりあえず帰るだけ!! とはいえ、皆さん体調の方はいかがだったのでしょぅか??
「やはり体調万全で望まなければ意味がない!!」というコトを実感した2泊3日の合宿でもありました。
残りは藤原ゼミが誇る名カメラマン・近藤直樹クンの写真展をお楽しみください!!
その前にゼミ長の近藤貴紀クン「ゼミ長として、所信表明と合宿の反省を含めて」をこの場でご紹介したいと思います。

 
〜平成13年度ゼミ長・近藤貴紀君のコメント(平成15年度卒)〜
みなさん、こんにちは。今年度の藤原ゼミのゼミ長を務めさせていただくことになりました新聞学科3年の近藤貴紀です。
いきなりこんなことを言ってはお叱りを受けるかもしれませ
んが、なぜゼミ長に立候補してしまったのかよくわかりません。
「その場の
雰囲気に流されて」というのが一番の理由かもしれません。
あの時はまだ、事の重大さを十分に
理解していなかったのだと思います。
以来2ヶ月、実際にゼミ長というものを経験してみたわけですが、改めて自分の力不足を痛感しています。
リーダーシップを発揮してみんなをまとめていくことがゼミ長の仕事だと
するならば、私はまだその役割を果たせていません。
人をまとめるということが、こんなに
大変なことだとは思いませんでした。
正直、ゼミ長になんてなるんじゃなかったと思ったことも
あります。
ただ、自分から立候補した以上、いつまでもそんな泣き言言ってられません。
「やるしかない!!」今は心にそう言い聞かせています。
一日も早く、みなさんから信頼される
ゼミ長になれるよう努力していきたいと思うので、これからもよろしくお願いします。
先日、館山のセミナーハウスにて合宿を行いました。
梅雨の真っ只中ということもあり、天候には恵まれませんでしたが、中身は非常に充実したものになったと思います。
普段
のゼミとは違う雰囲気の中で、個人発表も普段より白熱した議論が繰り広げられた感がします。
二日目の午後には、まるでそれを待っていたかのように雨が上がり、みんなで海岸沿いを
散歩しました。
東京では決して味わうことの出来ない海の香りが、私達を優しく迎えてくれました。

夜の話し合いでは、フォーラムの具体的な方向性が決まりました。
そして今回の合宿の何よりの収穫は、三日間の共同生活で、みんなの絆が強くなったことです。
懇談会
(飲み会)などを通じて、心の交流をはかることができました。
このように、今回の合宿はとても価値のあるものになったと思います。
みなさん、お疲れ
様でした。
そして、お付き合いいただいた藤原先生、四年生の先輩方、心から感謝の意を
申し上げます。
 
本当にありがとうございました。   
3年ゼミ長:近藤貴紀